みなさんこんにちは!

ファイブワン新潟本店のミウラです。


昨日に続いて、今日も『Joy耐』のお話しを!


昨日の投稿では、初日の「予選」の様子をお話ししましたが、

今日はいよいよ『Joy耐』決勝レース本番!!


その模様を、少しでも現地の熱気が伝わるよう、

文字で書き綴って行きたいと思います。


途中、ワタシの認識のズレによる

表現の誤りがあるかもしれませんが、

そこは温かい目で見守ってください。



まず、今回参加する『Joy耐」は、

純粋な早さを競うようなレースではありません。



耐久レースは、

決められた時間を(今回は7時間)、

決められたガソリンの量で(給油回数)、

決められたルールを守りながら、

決められた人数のドライバーで交代しながら、

サーキットを周回したラップ数を競うレースです。



「俺のクルマはメチャメチャ速いぜ!」とか、

「私のクルマはとっても燃費が良いのよ!」と自信があっても、

そう簡単にはチェッカーフラッグを受ける事はできず、


その全てを計算し、計画を立て、やり切ったのち、

ようやく「ゴール」が見えてくる難しいレースです。


また、ドライバーの運転スキルや経験値によるレース勘や、

メカニックによる間違いの無い車両整備が合わさって、

ようやく「上位」が見えてくるのも耐久レースです。



長谷川工場長、土井を中心とするメカニック達は、

朝一で今日の流れや、それぞれの役割を再確認し、

間違いを起こさす、素早く進行できる手順を話し合います。


昨日の段階で話し合っていた内容ではありますが、

この再確認こそが、思わぬミスやトラブルを防ぐ事に繋がっていると思います。



お次は車両に残ったガソリンを全て抜き、

燃料がカラッポの状態にします。


下の写真では分からないかもしれませんが、

赤いホースを通して、ガソリンを全て抜きました。


耐久レースでは、この燃料も戦いの大きな要素となりますので、

不正などを起こせないよう、全ての参加車両を検査官がチェックします。


エンジンを始動し、間違いなくガソリンが入っていない事を確認!


ハッチ内の『安全タンク(レーシングカー用の燃料タンク)』も

しっかりチェックしていましたよ!



確認が終わったところで、

指定の給油場までクルマを押して移動します。


ワタシもはじめての経験でしたが、

耐久レースの醍醐味を味わっているようで楽しかったですね。


給油場ではオフィシャルスタッフが指定量のみ給油を行い、

ここでも不正の起こらないよう、徹底していました。

お次はいよいよレーススタート!!


予選結果をもとに、スターティンググリッドに整列します。

ここでもすでに戦いが始まっており、

ピットからエンジンをかけてスタートするのではなく、

コースインまでの距離をクルマを押して運び、少しでも燃料を節約します。



これは、ウチのチームに限った事ではなく、

どのチームも行っている『Joy耐』では普通の光景なのです。


そして、コースインしたマシンを

今度は決められたグリッドで待ちます!!


すぐにやって来たので撮影しようと思いましたが、

ジャマになるので、グリッドについてからパシャリ!


そして、これも恒例とも言える『記念撮影』!!

普段は絶対に入る事ができない場所に立っているだけでワクワクしますね。


そのあと、チームごとに紹介アナウンスがあり、

全てのチームの名前やコメントなどが場内で放送されました。



チーム紹介の際は、場内の大型スクリーンにマシンとメンバーが映し出され、

われわれ『ワンアンドピース高岸シビック』も、予選日の速さを評価頂きました。


雰囲気をお伝えするため、他のチームさまの写真を撮りましたが、

こんな感じでチームの紹介があり、とても盛り上がりました!



なぜ、自分たちのマシンが大型スクリーンに映った時に撮影しなかったのか。。。

それは!!チャッカリ自分も映りたかったからwww


その様子も公式YOU TUBEで配信されていると思うので、

レースも含め、お時間のある方は見てみてください↓↓

チーム紹介を終えたところで、

ドライバーを残して全員がコース上から退場します。


そして!!いよいよレース スタート!!

その瞬間を近くでおさめる事はできなかったですが、


レースカーならではの快音を響かせながら、

全ての車両が一斉にホームストレートを駆け抜けました!!



そこからワタシはピットを離れ、

広いサーキット内で撮影スポットを探しつつ、

『ワンアンドピース高岸シビック』の雄姿を

カメラにおさめる旅に出かけました!






う~ん広い!!


全長4.8kmのコースなだけあって、

撮影ポイントを見つける&移動するだけでも

ナカナカの移動距離です⇐もちろん車移動です



事前に撮影ポイントを幾つか聞いていましたが、

場内が広いので、場内マップを見ながら車で移動していました。



だってほら、スマホの超広角レンズで撮影しても、

端から端まで撮るのが難しいのですから。


車を移動させながら いろいろな場所から撮影を行い、

一度ピットに戻って撮った写真を確認していたところ、

偶然にもドライバーチェンジのタイミングに!



先に走っていたドライバーは次のドライバーに状況を伝え、

メカニック達はドライバーが安心して運転に集中できるよう、

基本に則った作業や点検を確実にこなします。



このときドライバーから聞こえた声は

「シフトフィーリングが最高にいい!」

皆さんがガンバッテくれたおかげです。という事。



再度マシンが走り出したことから、

撮りためた写真をチェックしていると、

長谷川工場長が「スゴイこと」を教えてくれました!



長谷川「ミウラさん ミウラさん、いまウチのチームがトップだよ!」

三浦「えっ!本当ですが!クラス優勝は木村さんの願い!このまま行って欲しいですね!」

長谷川「いやいや、クラストップはクラストップなんだけど、総合でもトップなんだよ!!」


なんですとーーーーーーー Σ(゚ω゚ノ)ノ


ピットに戻って来て撮った写真をチェックしたり

撮影ばかりしていて 全く気付かなかったですが、

モニターを見たら「ナンバー89」が一番手に!!


時間も「4時間55分58秒」と、

残すところ約2時間で、一番多くの周回を重ねていました。



この時、自分でもハッキリ気づきました!

鼻息が荒くなっているのをww



ただこの順位も、走りの良し悪しや

マシントラブルなどだけで入れ替わるものではなく、

給油のタイミングでも順位が入れ替わるのが『耐久レース』です。



そんなこんなしているウチに、

われわれ『ワンアンドピース高岸シビック』も給油するとの情報が!



メカニックが数名 足早に移動しはじめたので、

後ろから走って追いかけてみました。



そこはコースから給油場に移動する特設通路で、

その入口には、チームのマシンを待つ多くの人たちが!


後ろの方にウチのシビックが見えますね。


『Joy耐』では、この入口をスタートとし、

給油を終えコースイン(出口)するまでの時間が

車両(クラス)毎に決められています。



私の記憶が間違っていなければ、

『ワンアンドピース高岸シビック』は11分と聞いた気がします。



1周 4.8kmのコース、1週 約2分30秒弱で周回していると考えると、

4週半くらい順位が後退する事になりますね。



給油については、車両による違いはあるにせよ、

全ての車両が同じ手順を踏むことになりますので、

仮に給油で順位が入れ替わっても、逆転のチャンスがあるって事です!



いよいよ『ワンアンドピース高岸シビック』が入口についたので、

みんなで車を押して給油ポイントに向かいます!


給油場前も列になっているので、

焦ることなく、ドライバーと言葉を交わしながら順番をまちます。


朝一の給油と同じように、

オフィシャルのスタッフさんが給油してくださるので、

「コッソリ多めにガソリンいれちゃおう!」なんていう不正も起こらず、

全てのチームがフェアな戦いができるのが魅力だと思います。


再度ピットに戻り、レースの模様を見守っていたところ、

またしてもドライバーチェンジのタイミングに!!



チーム監督でもありドライバーでもある木村さんが乗るとの事で、

すかさずカメラ(スマホですが)をかまえてパシャリ。



そこはベテラン、昨日もクラストップタイムを出した木村さんですから、

今日も見せてくれるでしょう!!


木村さんが走り出すと同時に、私もカメラをもって

撮影ポイントに走り出しました!



う~ん!さすがの走り!

安定の走りで周回を重ねていました。



ここで『Joy耐』初心者のワタシ。。。

昨日と同じく、あの言葉は頭をよぎります!!



もしかして、もしかするんじゃない!!



これは撮影バカリもしていられない!

自分の目でチェッカーを受けるところを見届けたい!と感じた私は、

現在の順位も、ガソリンの状況も分からぬまま、

みんなの居るピットまで戻ってきました!!




そしていよいよ ソノ時が!!!


7時間を目前に、続々とガス欠する車両が出てくる中、

われわれ『ワンアンドピース高岸シビック』が

無事 チェッカーを受ける事ができました!


しかも!!総合トップで!!!!



レース後は、最終ドライバーをつとめた大村さんのもとに集まり、

その喜びを互いにたたえ合いました。



いや~感動しましたね。


始めて『Joy耐』に参加したワタシですが、

こんな良い物が見れて良いのでしょうか!



チーム監督の木村さんも本当に嬉しそうでした!


だって、念願のクラス優勝のみならず、

耐久レースの最高峰『Joy耐』で、総合優勝に輝いたのですから!


繰り返しますが、

「ワタシ、ここに居ていいの?」w



夢のよう!とは

この事を言うのでしょうね!



『ワンアンドピース高岸シビック』の整備を任せられる

われらが長谷川工場長も メッチャ嬉しそう!



木村さんから長谷川工場長に、

総合優勝の目録を手渡していました。


そして最後は、ゼッケン89番が

一番トップに表示された電光掲示板を前に

チーム全員で記念撮影✧Σ【◎】ω ̄*)パシャッ


ご協力いただいた皆さま、応援いただいた皆さま、

皆さまの力で優勝する事ができました。



本当にありがとうございました。


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最後に、ほんの一部ではありますが、

一緒にレースを走った車両を載せさせていただきます。